相場が大きく動いた時は、何かのニュースに反応したのか確認することを習慣にしています
証券各社がリリースしていている日経225先物の取引アプリでは、国内外のニュース/市況をリアルタイムで読めますが、配信内容や見やすさは各社で異なります
日経225マイクロ先物のトレードができる証券5社(SBI・楽天・マネックス・松井・auカブコム)のうち、市況/ニュースのチェックがしやすいのはSBI・楽天の2社です
この記事では、証券5社の取引アプリにおける、「市況/ニュース」の充実度・見やすさを比較しながら紹介します
SBI証券のアプリは見やすさ・充実ともにナンバー1
個人的に一番見やすいなと感じているのはSBI証券の取引アプリです
(画像はSBI証券の取引アプリの画面、特記のない限り以下同じ)
まず1番左の「サマリ」ですべてのニュースが表示されます
先物/オプション関連のニュースだけ表示させたいときは「先OP市況」タブに切り替えればOKです
1点だけ残念なのが、既読記事と未読記事の区別がつかないことです
読んだ記事の見出しはハイライトがオフになるといった工夫があるとなおよいですね
「相場の見通し」タブを選べば、株探ニュースのコラムが読めます
「相場の見通し」は、その日のニュースを追えていないときに、直近の相場の概況を知ることができて便利です
市況/ニュースのチェック目的だけでも、SBI証券での口座開設はしておくことをオススメします
楽天証券もニュースは充実、ただし見やすさは劣る
楽天証券の取引アプリも、市況/ニュースの情報は充実しています
(画像は楽天証券の取引アプリの画面)
楽天証券のアプリもタブで切り換えながら国内外のニュースを次々にチェックしていくことはできますが、SBI証券のアプリと違って全てのニュースが一覧できる「サマリ」タブがないのが欠点です
一方で、SBI証券にはない海外のエリアごと(アジア・米国・欧州)の市況や、商品先物・債券のニュースがチェックできるのは楽天証券のアプリだけです (記事執筆時点)
マネックス証券・松井証券のニュース表示は物足りない
マネックス証券・松井証券の取引アプリはシンプルな操作で取引できる点はよいのですが、表示されるニュースは2社とも本数が少ないので、ニュースのチェックには不向きです
(画像は松井証券の取引アプリの画面、特記のない限り以下同じ ニュースの本数が少ないです )
1本1本のニュースの表示は普通です 右上のボタンで文字の大きさを調整できます
(画像はマネックス証券の取引アプリの画面、特記がない限り以下同じ)
マネックス証券もニュースの本数が少ないです
それぞれのニュースの読みやすさは普通です 文字を大きさの調整は見当たりませんでした
auカブコム証券のニュースは本数も少なめ、1本1本が読みづらい
最後にauカブコム証券ですが、表示されるニュースの本数も少なくセレクションも独特なので、正直物足りないです
(唯一、既読のニュースのハイライトがオフになるので、読んだ/読んでないニュースの選別だけはしやすいです)
(画像はauカブコム証券の取引アプリの画面、特記のない限り以下同じ)
加えて、1本1本のニュースの文字が小さくて読みづらいのも欠点です
表示させるニュースを取捨選択できるのはよいのですが、文字の大きさが改善されない限りは普段使いには向かないですね
表示するニュースはチェックリストで取捨選択できます
まとめ:ニュースチェックのためにもSBI・楽天の先物口座は開設しよう
以上、取引アプリに表示されるリアルタイムのニュース/市況について、日経225マイクロ先物の取引ができる証券5社を比較しました
各社ともサービスの競争にはしのぎを削っていますが、今回紹介したニュースの表示のように、細かい使い勝手は異なります
5社とも口座開設して取引システムを試しつつ、自分に合ったトレードスタイルを確立していくのがいいですね